にじさんじ2026-03-30

にじさんじは夜帯中心に多層回遊が成立し層の厚さが競争力になった

2026年3月30日〜2026年4月5日のにじさんじは、圧倒的な本数と広い配信者層を持ちながら、夜帯を中心に多層的な視聴を成立させた週でした。183名でライブ509本、動画10本、総再生数は約2060万回に達しています。ホロライブに近い総再生規模を持ちながら、平均再生数は約4万と抑えめで、少数の大型配信だけでなく多数の配信が同時に走る分散型の構造が強く出ています。主戦場は明確に夜帯ですが、深夜帯の平均値も高く、視聴の厚みが夜から深夜へ連続しているのが特徴でした。葛葉の大型ゲーム、叶の長時間枠、酒寄颯馬の歌、シスター・クレアの深夜カバーが同じ週に並んだことで、今週のにじさんじは単一の看板よりも層の厚さそのものが競争力になっていた週といえます。

にじさんじは509本のライブと183名の厚い配信者層で分散型を維持

今週のにじさんじは、183名でライブ509本、動画10本、総再生数20,599,902回でした。平均再生数は39,922、平均ライブ再生数は40,219、平均ライブ配信時間は185分です。まず目立つのは、本数の多さに対して平均値が極端には伸びていないことです。これは弱さではなく、視聴を少数精鋭に集約するより、多数の配信が並行して存在する構造を反映していると見られます。平均ライブ配信時間が185分と長く、視聴の獲得が短期勝負ではなく滞在型で行われている点も特徴です。総量を支えたのは葛葉や叶だけでなく、不破湊やイブラヒムのゲーム枠、酒寄颯馬の歌、猫屋敷美紅の高稼働が同時に存在したためで、巨大な母数を抱えたうえで複数の中核配信者と多数の継続配信が共存する、典型的な分散型ポートフォリオを維持していました。

にじさんじは509本のライブと183名の厚みで総量を維持

対象配信者数
183名
ライブ本数
509本
動画本数
10本
総再生数
20,599,902回
平均再生数
39,922回
平均ライブ再生数
40,219回
平均ライブ配信時間
185分

にじさんじは夜帯中心でも深夜の平均再生が高く回遊が深く続いた

時間帯では夜が主戦場です。夜帯はライブ332本・動画4本で総再生15,723,909、平均46,937と、量・再生ともに全体の中心でした。一方で深夜帯も57本で総再生約279万、平均48,239と夜帯平均をわずかに上回っており、にじさんじは夜から深夜にかけて視聴の強度を保てる箱だと分かります。朝帯は58本あっても平均12,449と低く、昼帯も平均20,995に留まるため、同じ本数でも視聴効率には大きな差があります。これは、単に夜に配信が多いというだけでなく、視聴者側の習慣と配信者側の稼働が夜〜深夜に揃っていることを示します。夜の強さは葛葉の「【MIMESIS】せめて新衣装【4位】」、叶の「愛のうた / 叶 (cover)」、魔界ノりりむの「〖にじさんじ新人編〗💕恋バナ女子会2026💕」、不破湊やイブラヒムのゲーム枠が同じ帯に重なったことにも表れています。深夜帯の平均値が高いのは、シスター・クレアの「みむかゥわナイストライ」や剣持刀也の高効率枠が強い滞在を作った面も大きいです。

にじさんじは夜帯中心でも深夜の平均再生が高い

夜が中心ですが、深夜帯の平均値も高く、回遊がそのまま深い時間まで続いています。

58本
ライブ58本 / 動画2本 / 総再生734,466回
62本
ライブ62本 / 動画2本 / 総再生1,343,685回
332本
ライブ332本 / 動画4本 / 総再生15,723,909回
深夜57本
ライブ57本 / 動画2本 / 総再生2,797,842回

にじさんじはゲームが土台で歌が強い到達を作り雑談が関係性を支えた

内容面ではゲームが373件、総再生13,390,998で圧倒的な主柱です。雑談は91件で約318万再生、歌は23件で約260万再生、企画は3件と少数です。ただし歌は平均113,316と、ゲームの平均35,997や雑談の35,359を大きく上回っています。つまりにじさんじは、日常の量を支えるのはゲーム、強い打ち上がりを作るのは歌という構図です。ゲームは最も件数が多く、配信網全体を支える土台になっています。一方で歌は件数は少なくても瞬間的な到達力が高く、上位コンテンツにも楽曲系が入っています。ゲームの土台は葛葉、叶、不破湊、イブラヒムの継続枠が作り、歌の到達はシスター・クレア、酒寄颯馬、叶が押し上げ、魔界ノりりむの雑談企画がそこに話題性を足しました。雑談は量の多さのわりに平均値が抑えめで、広く浅くではなく、配信者ごとのコミュニティ維持や関係性の濃さに寄与していると考える方が自然です。今週のにじさんじは、ゲームで配信面を支えつつ、歌や一部の話題性ある雑談で到達を伸ばす構造でした。

にじさんじはゲームが土台で歌が強い打ち上がりを作る

ゲームが配信面の土台を支えつつ、歌が強い打ち上がりを作る週でした。

ゲーム373本
総再生13,390,998回 / 平均35,997回
雑談91本
総再生3,182,282回 / 平均35,359回
23本
総再生2,606,276回 / 平均113,316回
企画3本
総再生135,936回 / 平均45,312回
その他29本
総再生1,284,410回 / 平均45,872回

にじさんじは歌と雑談企画と大型ゲームの三本柱で上位を形成

上位5本を見ると、シスター・クレアの「【KU100 使用♡】みむかゥわナイストライ/ covered by しすたー・くれあ」、酒寄颯馬の「Booo! - Covered by 酒寄そうま【エイプリルフール】」、魔界ノりりむの「〖にじさんじ新人編〗💕恋バナ女子会2026💕」、葛葉の「【MIMESIS】せめて新衣装【4位】」、叶の「愛のうた / 叶 (cover)」と、歌と話題性の強い雑談・大型ゲームが混在しています。1位のシスター・クレア、2位の酒寄颯馬、5位の叶はいずれも短尺の歌・カバー要素が強く、今週のにじさんじでは歌コンテンツが単なる補助ではなく、視聴獲得の強い入口として機能していました。一方で、葛葉のゲーム配信や魔界ノりりむの女子会企画のように、長めのライブでも上位に入るものがあり、歌だけでなく配信者固有の企画性や話題性も十分強い。ここから見えるのは、にじさんじの上位は単一フォーマットに偏らず、「歌」「雑談イベント」「大型ゲーム実況」の三本柱で形成されていることです。これは多人数事務所ならではの強みで、複数の入口を同時に持てる構造が、今週もそのまま表れていました。

にじさんじは歌と雑談企画と大型ゲームが上位で混在

歌、雑談企画、大型ゲームが混在し、多入口の強さが上位にも表れています。

【KU100 使用♡】みむかゥわナイストライ/ covered by しすたー・くれあ686,973回
シスター・クレア / 全体比 3.3%
Booo! - Covered by 酒寄そうま【エイプリルフール】572,656回
酒寄颯馬 / 全体比 2.8%
〖にじさんじ新人編〗💕恋バナ女子会2026💕〖にじさんじ¦魔界ノりりむ〗437,635回
魔界ノりりむ / 全体比 2.1%
【MIMESIS】せめて新衣装【4位】429,847回
葛葉 / 全体比 2.1%
愛のうた / 叶 (cover)407,066回
叶 / 全体比 2.0%

にじさんじ下位は海外圏や継続ゲーム枠が週内競合の強さで埋もれた

下位には、エトナ・クリムソンの「Hollow Knight: Silksong」連続枠、ヴェール・ヴァーミリオンの「Hunting GOD PULLS or I CRYYY ✨ HANDCAM」、轟京子の「【🎮ぽこ あ ポケモン/#11】新エリアでどんちゃか話すすめる」、さらにエトナ・クリムソンの歌枠「hisashiburi da na....」が並んでいます。共通点は、シリーズ性が高い、あるいは文脈を共有している視聴者向けの入口であることです。こうした配信は既存ファンには価値が高くても、新規視聴を広く取るには不利になりやすい。また今週のにじさんじ全体は夜帯にシスター・クレアや酒寄颯馬の歌、葛葉の大型ゲーム、魔界ノりりむの話題雑談が多数走っていたため、相対的に海外圏やシリーズ継続型ゲーム枠は目立ちにくかったと考えられます。つまり下位群は弱いのではなく、週全体の強い競合の中で、広い入口を持ちにくいテーマが重なった結果として届き方が限定されたと見るのが適切です。

にじさんじは葛葉と叶を中核に酒寄颯馬ら新しい入口も視聴を伸ばした

総再生数上位は葛葉、叶、酒寄颯馬、不破湊、イブラヒムでした。ここで興味深いのは、葛葉と叶が明確な中核である一方、酒寄颯馬のような比較的新しい入口も上位に食い込んでいることです。さらにライブ本数上位では猫屋敷美紅、静凛、皇れお、酒寄颯馬、スカーレ・ヨナグニが並び、平均ライブ再生数ではシスター・クレア、葛葉、剣持刀也、月ノ美兎、叶が強さを見せました。これはにじさんじ全体の特徴で、エース格が視聴を引っ張りつつ、多数の稼働配信者が箱の常時回遊を支えている構造です。単一スター依存ではなく、強い中核と分厚い中位・稼働層の組み合わせで成立している点が、今週のにじさんじの安定感でした。

にじさんじは葛葉と叶を中核に複数導線が並走

葛葉・叶を中核にしつつ、複数の導線が並走して視聴を支えています。

葛葉1,390,095回
ライブ4本 / 動画1本
1,312,965回
ライブ6本 / 動画2本
酒寄颯馬1,041,707回
ライブ7本 / 動画0本
不破湊901,436回
ライブ5本 / 動画0本
イブラヒム710,917回
ライブ5本 / 動画0本

にじさんじは高稼働の配信者層が箱の常時回遊を支えた

視聴牽引と稼働量は別軸で、多数の継続配信が箱全体の回遊を支えています。

猫屋敷美紅12本
総再生107,879回
静凛8本
総再生120,599回
皇れお8本
総再生74,811回
酒寄颯馬7本
総再生1,041,707回
スカーレ・ヨナグニ7本
総再生30,408回

にじさんじは本数より到達力で存在感を示す配信者が目立つ

本数よりも到達力で存在感を示した配信者が見えるランキングです。

シスター・クレア350,158回
ライブ2本 / 平均配信時間63分
葛葉322,943回
ライブ4本 / 平均配信時間233分
剣持刀也287,084回
ライブ1本 / 平均配信時間111分
月ノ美兎258,762回
ライブ1本 / 平均配信時間14分
210,497回
ライブ6本 / 平均配信時間162分

にじさんじは多入口と多滞在先を同時に持つ巨大な分散型の箱

今週のにじさんじは、分散型でありながら、要所で強い打ち上がりを作れる巨大箱という位置づけでした。葛葉と叶がゲームの中核を担い、酒寄颯馬とシスター・クレアが歌の入口を作り、魔界ノりりむが雑談企画で話題を集め、不破湊とイブラヒムがゲーム枠で滞在を伸ばす構図です。夜〜深夜の広い稼働帯、ゲームを基盤にした継続配信、歌や雑談企画の強い到達力、この3つがうまく噛み合っています。ホロライブのように大きな枠が箱全体の導線になる週とは違い、にじさんじは「誰かひとりが全体を代表する」というより、複数の太い導線と多数の継続導線が同時に成立していました。初見にとっては入口が多く、既存視聴者にとっては好みの深掘り先が無数にある。今週の数字を見る限り、にじさんじは量の多さをそのままノイズにせず、回遊資産として成立させている状態にあります。

にじさんじは歌の打ち上がりと夜深夜のゲーム回遊を両立できるか

来週以降の見どころは、歌コンテンツの打ち上がりがこのまま続くのか、あるいは夜〜深夜のゲーム配信群がさらに強くなるのかです。今週のにじさんじは、シスター・クレアや酒寄颯馬の歌が入口になり、葛葉、叶、不破湊、イブラヒムのゲーム枠が滞在を支え、魔界ノりりむの企画が話題をつないでいました。巨大な配信母数を抱えながらも、単なる本数競争ではなく、多層的な視聴導線として成立していました。入口の多さ、深掘り先の多さ、時間帯の連続性。この3つが、今のにじさんじの価値になっています。