ホロライブ2026年3月第4週

ホロライブは夜のゲーム配信と記念企画が並走した週

今週のホロライブは、夜帯を中心に強い視聴集中を作りつつ、多数の配信者が継続的に露出を積み上げた週でした。全体の規模は大きい一方で、数本の突出だけに寄らず、広い参加人数の中から夜のゲーム配信が厚みを作っている構図が見られます。大空スバルの7周年LIVEや博衣こよりの3D LIVEのような節目の企画も上位に入りましたが、基盤になっているのは日常的なゲーム枠です。つまり今週は、大型企画が話題を作りつつ、普段のゲーム配信が全体の安定感を支える、集中型と分散型の中間にある週だったと整理できます。

さくらみこ・大空スバル・兎田ぺこらが厚みを支えた週次規模

今週のホロライブは、64人で217本の配信を回しながら、総視聴2256万6962回を積み上げました。平均視聴数は10万6448回、ライブ平均でも10万6287回と高水準で、規模の大きさに対して効率も落ちていません。平均ライブ時間は161分で、長時間化しすぎず、継続視聴にも新規流入にも対応しやすい長さに収まっています。

配信者別に見ると、さくらみこ、大空スバル、兎田ぺこらがそれぞれ約200万前後の週次視聴を集め、今週の土台を支えました。その一方で、綺々羅々ヴィヴィ、戌神ころね、博衣こより、猫又おかゆ、鷹嶺ルイらも続いており、少数の突出だけに依存しているわけではありません。配信回数では綺々羅々ヴィヴィが10本で最多ですが、視聴上位と回数上位が完全一致していない点からも、ホロライブ全体の強さが単一のスター依存ではなく、複数レイヤーの厚みに支えられていることがうかがえます。

主要指標

稼働クリエイター数
64名
ライブ配信本数
217本
動画投稿本数
4本
総視聴数
22,566,962回
平均視聴数
106,448回
ライブ平均視聴数
106,287回
平均配信時間
161分

ホロライブは夜配信に視聴が強く集まった

主戦場は明確に夜でした。149本のライブと4本の動画が夜に集まり、総視聴数は1729万7543回、平均視聴数は11万9293回で全帯トップでした。朝は28本で208万7126回、昼は34本で282万2351回、深夜は6本で35万9942回と補助的な位置づけにとどまっています。

この結果から見えるのは、ホロライブの視聴重心が今週かなりはっきりと日本時間の夜に寄っていたことです。大空スバルの7周年LIVE、兎田ぺこらの長時間ゲーム配信、博衣こよりの3D LIVEなど、強いフックを持つ配信も夜に集中しており、通常配信と大型企画が同じ時間帯で噛み合っていました。朝や昼にも活動の広がりはありますが、今週の視聴獲得の中心を作ったのはやはり夜です。時間帯の分散よりも、夜に厚く積み上げることで全体の印象を強くした週だったと考えられます。

時間帯別 総視聴数

2,087,126回
2,822,351回
17,297,543回
深夜359,942回

時間帯別 平均視聴数

77,301回
83,010回
119,293回
深夜59,990回

ゲーム配信が主軸で、雑談と歌が周辺を支えた

内容面では、ゲームが143本、総視聴1706万7904回、平均12万0197回で圧倒的な主軸でした。本数が最も多いだけでなく、平均視聴でも最上位であり、今週のホロライブにおける視聴獲得の主回路がゲーム配信だったことは明確です。

雑談は33本で281万1178回、平均9万6937回と安定感があり、歌は14本で102万5323回、平均7万3237回でした。企画は7本と本数こそ少ないものの、週の印象を作る役割が大きく、その他24本も一定の裾野を支えています。

ここで重要なのは、企画が主力というより、企画が週の話題を作り、その後ろを日常のゲーム配信がしっかり支えていることです。大空スバルや兎田ぺこらのゲーム配信はその象徴で、特別な一回だけではなく、継続的に見られる通常配信そのものが強い。ホロライブ全体としては、企画で注目を集め、ゲームで回遊を維持し、雑談や歌で接触面を広げる構造が今週は特にはっきり出ていました。

内容別 本数

ゲーム143本
雑談33本
14本
企画7本
その他24本

内容別 平均視聴数

ゲーム120,197回
雑談96,937回
73,237回
企画38,547回
その他68,156回

大空スバル7周年LIVEと兎田ぺこら配信が上位を形成

最上位は大空スバルの7周年LIVEで57万0139回でした。記念性、ライブ性、タイトルの明快さが揃っており、節目のコンテンツとして広く届きやすい条件が整っていました。これに続くのが兎田ぺこらの『押忍!サラリーマン番長』初挑戦配信、博衣こよりの新3Dお披露目ゲームソングライブ、大空スバルの『スーパーマリオワールド』配信、そして #スバおか の公式動画視聴枠です。

上位5本の顔ぶれを見ると、単に有名配信者だから見られた、という整理だけでは足りません。大空スバルは7周年LIVEのような節目の大型配信だけでなく、シリーズゲーム配信や視聴型企画でも上位に入っており、日常配信の強さが目立ちます。兎田ぺこらも、タイトル時点で内容の分かりやすい長時間ゲーム枠で強く、博衣こよりは3Dというイベント性とゲームソングというテーマ性を掛け合わせて上位に入っています。

つまり今週の上位群は、記念ライブのような特別な企画だけでなく、配信タイトルの明快さ、シリーズの追いやすさ、夜帯配置、既存視聴習慣の強さが重なって成立していたと見るのが自然です。

パヴォリア・レイネやIRySの昼帯・文脈型配信は広がりに制約

下位には、昼帯の雑談、短いアフタートーク、同時視聴、比較的ファン向け文脈の強いゲーム配信が並びました。パヴォリア・レイネの複数枠、IRySの短いアフタートーク、アイラニ・イオフィフティーンの帰還雑談などは、既存視聴者にとっては価値が高い一方で、広い入口にはなりにくいタイプです。

ここで大事なのは、下位だから内容が弱いと決めつけないことです。今週のホロライブ全体は夜のゲームで強い視聴導線ができていたため、そこから外れた時間帯や、すでに文脈を共有している視聴者向けの配信は、相対的に広がりに制約が出やすかったと考えられます。同時視聴や帰還報告のような雑談系は、視聴者との距離を縮める役割がある反面、初見にとっては入り口がやや見えにくい面もあります。今週の下位群は、広がりにくい条件が重なった結果として見る方が適切です。

ホロライブは大型企画と日常回遊が両立する状態

今週のホロライブは、大型コンテンツ牽引型でありながら、実態としては日常回遊型の強さが際立つ週でした。大空スバルの7周年LIVEや博衣こよりの3D LIVEのような強い入口があり、その先に夜のゲーム配信群が厚く並ぶ構造です。

特定の一人に依存しきらず、さくらみこ、大空スバル、兎田ぺこらのような上位層が並走し、その下にも綺々羅々ヴィヴィ、戌神ころね、猫又おかゆ、鷹嶺ルイなど一定規模を持つ層が連なっています。入口は大型企画、滞在は日常配信、という分担が明確でありながら、それが同じ夜帯の中で連続して成立している点が今週の強みです。

初見導入のしやすさと、既存ファンが回遊し続けられる厚みが両立しているため、ホロライブ全体の現在地としては「大きなイベントだけでなく、普段の配信群にも価値がある状態」にあると見られます。

来週も大空スバル級の節目企画と夜ゲーム軸が続くかが見どころ

来週以降を見るうえでは、夜帯ゲームの強さがどこまで継続するのか、あるいは記念・企画・歌系がどこまで全体の印象を塗り替えるのかが見どころです。今週のホロライブは、まず入りやすい大きな企画があり、その先に日常配信の厚みが広がる構造でした。

大空スバルのように節目企画と通常配信の両方で強い存在感を見せるケースや、兎田ぺこらのようにタイトル明快な長時間ゲーム枠で安定して数字を取るケース、博衣こよりのようにイベント性の強い配信で話題を作るケースが併存しており、事務所としての引き出しは広いままです。初見にも届きやすく、既存視聴者の回遊も維持しやすい、バランスの取れた週だったと言えます。

集計差分と解釈上の注意

本レポートは公開データをもとにした週次の集計・分析です。集計タイミングやデータ反映状況により、後から表示値に差異が生じる場合があります。本文中の分析・解釈には編集上の評価や考察が含まれますが、将来の成果や継続的な傾向を保証するものではありません。内容に誤りや更新の必要が確認された場合は、確認後に修正することがあります。